2010年1月26日火曜日

地獄界での強烈な体験

 ◇地獄の深い所におちた人はどうなるか


あの世の学校に入る人は、ある程度、人間としての考え方や生き方を

認められるレベルの人です。


しかし、地獄の深い所までストーンとおちていく人の場合は、もはや、

「学校で教育を受ける」 という段階ではありません。


そういう人は、自分自身でわかるまで、まず、地獄で、いろいろな経験

を積むことになります。


彼らを学校に集めて教育することは無理なので、個人で嫌な思いをしたり

して、「自分が間違っていた」 ということを感じるところまで、

徹底的に経験を積むことになるのです。


これは、人によって、いろいろと道がわかれており、その人が心の傾向性

として最も強く思っていたことが現象化した所に行きます。


そういう所での経験なので、それは非常に強烈な経験になります。


 ◇本人が 「もう足を洗いたい」 と思うまで救えない


たとえば、人を殺して、改心もせず、死んで地獄へ行った人がいるとします。

その人が行く世界は、どういう所かというと、人殺しがたくさん集まって

いる所です。


そういう地獄には、自分よりも強い人もいるので、今度は、殺される方の

経験もだいぶしなければいけなくなります。


自分より弱い相手なら殺せますが、自分より強い相手には殺されて

しまうのです。


そのようにして、「人殺しというものは、いかに嫌なもんであるか」 という

ことを本人がわかるまで、毎日、徹底的に、殺し合いの経験をするわけです。


殺し合いといっても、実際に肉体がないため、本当の意味で殺すことは

できません。

しかし、肉体はなくても、その苦痛を味わいます。

苦痛を感じる霊的神経の部分だけはあるのです。


生前、殺したり、殺されたり、けがをさせたり、させられたり、していた

人は、「相手に苦痛を与える」 という経験をしてきています。


生前に経験していないものは、その痛みの感覚がわからないのですが、

生前に人を傷つけたり殺したりした人は、その痛みを感じやすいのです。


それで、人を殺し、相手が血を流しているので、「ああ、死んだな」 と思うの

ですが、しばらくすると、相手はムクッと起き上がります。


あるいは、自分が殺された場合も、「殺されて死んだ」 と思っても、

やがてムクッと起き上がります。


そして、また殺し合いが続きます。

このように、終わりのない戦いが続くのです。


やくざ同士の抗争などを考えればよいでしょうが、徹底的に殺し合いをしている

うちに、だんだんと嫌になってきて、お互いに、「もう、やめたほうがよいの

ではないか」 と思いはじめるときがあります。


相手を殺して、「やった」 と思っても、相手が生き返り、今度は自分が

やられるのです。

こんなことばかりを繰り返しているお、たいていは嫌気がさすでしょう。


「そういえば、生前も、こんな生活だったな」 と思い、自分が恐怖心と憎しみ

と破壊の心で生きていたことに気づいて、そういう生活が、だんだん嫌になって

くるわけです。


その心境が、「こんな生活から足を洗いたいな」 と思うようにならないと、

なかなか抜けられないのです。


「もう足を洗いたいな」 と思いはじめたころに助けがやってきます。

ちょうどよい頃合に、まず、その人と縁のある人が天上界から来ます。


しかし、そこは凶悪な世界なので、そこへ行って救うことは大変なことです。

この世でも、暴力団の組織の中に入り込んで人を助け出すのは大変です。


私服警官でも、そんな所へひとりで行ったら殺されてしまうこともあるので、

行きたくはないでしょう。


そういう世界から救うのは大変なのです。


そこで、まず、本人が改心して、「この世界から出たい」 という気持ちを

持たなければいけないのです。


そういう気持ちを持つようになると、あの世的には少し力が弱くなります。

善人、になってしまうので、暴力の世界においては弱くなるわけです。


「もう、こんなことは嫌だ」 と思っている人は、「他人を徹底的に攻撃したい」

と思っている人よりも弱くなってしまうのです。


そして、「なんだ、あんなに強かったやつが弱くなってきたな」 と思われ、

仲間から見放されて、仲間はずれになる感じが出てこないと、その人を

助けるところまでいかないのです。


 ・心と体の健康メッセージ

 ・心と体の健康情報

 ・花粉症の悩みQ&A

 ・EDの治療Q&A

 ・美肌美人の法則

 ・不況・不景気かかってこい!