2010年1月19日火曜日

あの世には、この世的な時間・空間がない

魂が肉体を抜け出して、あの世に行っているのは、医学的には、

「レム睡眠」 といわれる状態のときです。


「睡眠には、1時間半くらいの周期があり、その中のレム睡眠のとき、

すなわち、寝ている人の眼球がくるくると動いている状態のときに、

夢を見ている」 と言われていますが、そのときに、よく、あの世へ

行っています。


夢を見ているのは、10分か20分ぐらいなので、魂が肉体から抜けて

行っても、実際は30分もたたずに帰ってきていることが多いのです。


ただ、「あの世の世界には、この世的な意味での時間・空間がありません」


この世の時計では10分しかたっていなくても、あの世で、いろいろな

ことをたくさん経験すると、何日もいたような気持ちになったりします。


いろいろな人と会ったり、いろいろな新しい経験を積んだりすると、

「ずいぶん旅行したな」 と思って帰ってくるのですが、

この世の時間では、それが10ふんぐらいだったりすることがあります。


そのように、あの世の時間は、この世的には計れないのです。


あの世では時間的なものが、よくわからないので、あの世の人と話をする

ときには、この世のもので必ず時間を確認しなければなりません。


向こうでは、仕事や経験の内容によって、時間を長く感じたり短く感じたり

しているので、「かなり長い時間だった」 と思っても、この世の時間では

ほんの2、3日だったりすることもあります。


そのくらい時間の感覚が違うのです。


このようにして、人間は、生きているうちから、ときどき霊界へ行き、

あの世に還る練習をしています。


それで、1日に8時間程度の睡眠をとるのです。

生きているうちに練習をしておかないと、死んだときに、あの世への

移行が難しくなるので、必ず、そういうことをしています。


自覚的なものではありませんが、そのようにして、体から抜ける練習

をしているのです。


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