2009年12月29日火曜日

霊界知識 「堕胎によって、人生の混乱が数多く起きている」

人間は、生まれてくるとき、泣きながら生まれてきます。

死ぬときにも、泣きながら死んでいったり、また、周りの人たちが泣きながら見送ったりしています。

しかし、どちらもある意味では誤解なのです。


泣きながら生まれてくるのは不思議な感じがします。

人は、喜び、笑いながら生まれてきてもよいのに、なぜか泣きながら生まれてきます。


じつは、十月十日(とつきとおか)、お母さんのおなかの中にずっといて、真っ暗な中で、この世に

生まれてくるときを待っていた、その孤独な悲しみ、「無事に生まれるだろうか」 という不安や恐怖心、

それから解き放たれた喜びが、泣き声になって表れてくるのです。


母胎の中にいるときだけでなく、天上界で親子の約束をして、母胎に宿る前に、生まれ変わる準備を

しているときにも、無事に生まれることができるかどうか心配です。


特に、現代の日本のように、いわゆる堕胎(人口妊娠中絶)の多い国では、親子の約束があっても、

母胎に宿ってみたら、親が子供を堕ろいたくなる場合もあるので、実際に生まれることができるか、

なかなか分かりません。


お母さんが、「妊娠したけれども、私は仕事を持っているから堕ろしたい」 と言い出したり、

お父さんが、「子供はいらない」 と言ったりして、堕ろされてしまうことがあるのです。


子供の魂のほうは、「そんなばかな」 と言っているのですが、聞いてはもらえません。


日本には昔から間引きの習慣があるため、母親は胎児を自分の臓器の一部のように思っていることが

多いのです。

そのため、「胎児を捨てる」 ということについて、それほど重大なこととは考えず、罪悪感もあまりない

のでしょう。


その意味では、少子化のよる人口減少も、ほとんど堕胎の問題であり、調整は可能だと思います。


堕胎のよって、そのあと人生の混乱が数多く起きているので、ほんとうに困っています。


どうしてもしかたがない場合もあるでしょうが、愛し合っているカップルのあいだにできた子供なら、

できるだけ生んで、育ててあげることはできないのでしょうか。


今は、「子ども一人を育てるのに、最低1千万円から2千万円の費用がかかる」 と言われていますが

それくらいは何とかできない額ではありません。


愛し合っている者同士のあいだにできた子供であれば、なるべく生んでいただきたいし、

生まれてくる子供のほうも、そういう気持ちでいるのです。




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